はいどうもー!
インフラエンジニアの東海ねるです。
寒い冬が続きますね。
寒いのは懐だけにして欲しいものですよね。
さて、寒さに打ち勝つくらい熱いOracle講座です。
1.Oracleの構成要素
Oracleは大きく以下の2つに分けられます。
・インスタンス(プロセス/メモリ)
・データベース(ファイル)
2.Oracleのインスタンスとデータベースとは
インスタンスは「インスタ映え~」で有名なインスタグラムとは何も関係ありません。
インスタンスとは、ファイル(データベース)の中にアクセスする為のパスです。
インスタンスとデータベースは基本的に1:1の関係です。
データベース1つに対して、RAC機能を使って複数のインスタンスを持つことも出来ますが、基本的には1:1と覚えておいて問題ないです。
また、Oracle12c以降ではインスタンス1つに対して複数のデータベースを持つことが出来るマルチテナントデータベースという機能も搭載されました。
Oracle Homeとは
Oracleを取り扱っていると、よくOracle Homeという言葉を耳にします。
「OK、Oracle。焼きそばパン買ってきて。あとジャンプも」というものではありません。
Oracle Homeとは、Oracleがインストールされたディレクトリのことを言います。
OracleHomeの中には/adminや/oradata等のディレクトリが存在し、 /adminには管理用ファイルが、/oradataの中にはデータベースファイル(dbf)が格納されます。
3.OracleのDBCAとは
DBCAとは、Oracleのデータベースの作成や削除等の作業を行うツールのことです。
例えば、DBCAの中にはEM ExpressやSQL Developerといったツールがあります。
ただし、EM Expressにはデータベース本体やディスパッチャ、リスナーが必要です。
ちなみにリスナーはlsnrctl startで起動することが出来ます。
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今回は超基本的な要素だけを抑えましたが、Oracleはまだまだ奥が深い世界です。
少しずつ学んで、実際にデータベースを操作して、覚えていきましょう!
今回の講座はここまで!また見に来て下さいね。