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【ネタバレあり】話題の映画「パラサイト」を見てきた感想を言います

こんにちは。

インセクターねるです。エグゾディアを船から捨てたのは僕です。

 

今日はファーストデイということで映画が安く見れる日だったので、

アカデミー賞を受賞したことで話題の韓国映画「パラサイト」を見てきました!

コロナの影響か、田舎で朝に見たことが影響したのか、人は全然入ってませんでした。

公開されたのが1月10日なので、もう皆見終わった後くらいだったのかもしれません。 

映画「パラサイト」の感想は…(ネタバレあり)

パラサイト、エモ面白かったです!とても考えさせられる作品でした。

現実世界でも広がる貧困の差を肌で感じましたね。自分の周りに当てはめて考えてしまいました。

あと、僕は貧困層で居たいなって思いましたね。貧困層の生活って凄い、エモいです。

手に入らないものがいっぱいあるからこそ、手に入れられるものがあるみたいな。

 

個人的に1番面白かったのは、主人公のギウが家庭教師として働き始めてから次々と家族をお金持ちの家の仕事に就かせていくところですね。

最初は妹のギジョンをセラピストに、その次にお父さんのギテクを運転手として、最後にお母さんのチュンスクを家政婦に。

しかも、既存の運転手や家政婦をハメてクビにさせたうえで、仕事を勝ち取りました。

この家族の計画性の高さと持ち合わせている能力の高さが見ててワクワクしました。

計画に頼り切りの結果、終盤で追い込まれちゃうんですけどね…。

 

あと気になったのは、金持ち夫婦の濡れ場シーンがどどどどどエロいことエロいこと。

韓国映画って規制緩いんですかね?あんなの放映出来るとは思ってなかったです…。

時計回りでちょっと笑っちゃいました。やっぱちょっとコメディ要素強めですね。

 

半地下という貧困層が過ごす環境で生活している家族ということもり、途中から臭いで家族ということがバレそうになったり、金持ちの主人が臭いがキツいと陰口を叩いてるところを目撃してしまったり、半地下設定(=貧困設定)がとても活きてましたね。

最後にお父さんが金持ち主人を殺してしまったのも、地下でずっと生活してきた人間の臭いに鼻をつまんでいたのを見て怒り心頭になってしまったと伺えます。

「お前たち金持ちに俺たち貧乏人の気持ちが分かるのか!」という強い気持ちを感じました。

あの殺害シーンは一切セリフがありませんでした。いや、セリフなんて必要ないくらいメッセージ性の強いシーンでした。

 

パラサイトは映画の中で各所に伏線を張っていて、うまく回収していくのが良かったですね。

僕が1番好きだった伏線はあの家政婦は1回の食事で2食分ご飯を食べるくらい大食いなことが唯一の欠点と言われているシーンがありました。

ただ、その後核シェルターに家政婦の夫を隠して生きながらえさせていたことが判明しました。

つまり、いつも食事をこっそり核シェルターに隠れた夫に分け与えていたのです。

家政婦の夫が出てきた瞬間、だから1回の食事で2食分も食べてると思われてたのか!!とちょっと興奮しちゃいました。家で見てたら絶対声出してました。

 

ただ、アカデミー賞取ったり、話題になったりしていますが、過度な期待をして見に行くと少しがっかりするかもしれません。

最高潮に盛り上がる名シーンがあるわけではなくて、2時間越えの作品全体を通してクオリティが高いみたいな感じで評価されていると思います。

細かいところまで拘りぬいてるとか、映像作品として品位が高い的な。

単純に見た後に「あ~面白かった~!」って思える作品はもっとあると思います。

 

ですが、1度映画館なりDVDなりAmazon Primeで見るのはとてもオススメできる作品です。是非1度見てみてください!

やっぱり、映画は映画館で見るのが1番好きですけどね僕は。

 

映画の感想言えてスッキリした~!