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RPAはなんでも実現出来る夢のツールなのか?

こんにちは。
自動化エンジニアのねるです。父はRPA、母はAIです。

最近RPAが皆さんの周りにも浸透してきたと思います。
もしくは、これから導入しようという会社もあると思います。
RPAってどんなことが出来るんだろう?という疑問があると思います。
営業から話を聞いていると「RPAってなんでも自動でできるツールでしょ?」と勘違いしてる人もいるかもしれません。

結論から言うとRPAはなんでも実現出来る夢のツールではありません。違います。
AI等の他のツールとRPAを組み合わせることで、実現出来る幅を広がりますが、なんでもは出来ません。
頑張れば出来るかもしれませんが、RPAにやらせるのは向いてません。

では、RPAは具体的に何が出来るか?
Excelのマクロを知っている人は、やれることはそれとほぼ同じだと思って下さい。
人がやってる操作を録画して、それを繰り返す、それがRPAのやれることです。
ね?意外と出来ること少なそうでしょ?

例えば、電子申請書からデータをExcelへコピー&ペーストしたりする仕事は出来ますが、
電子申請書のデータの正当性を判断することは出来ません。なんか文字入ってるなっていう画像認識が限度です。
名前欄に「ジョン・タイター」とかふざけて書かれても気付けません。人間なら気付けますがRPAには無理です。
なんか書いてあるかな?ジョン・タイター?なんか書いてあんな!OK!こんなレベル。

RPAを使うメリットとしては、記録が超楽。難解なソースコードを書く必要はありません。
操作を記録して、GUIで繰り返し処理や条件分岐のフローチャートを描くだけです。
IT部門の人間でなくても、フローチャートさえ覚えちゃえば自動化プログラムを作ることが出来ます。

無料で使える試行期間もあったりするので、まずは1回使ってみるのをオススメします!
まずは仕事をRPA化しやすくするために、整理するとよりRPA化が進みやすくなると思います。

以上、RPAエンジニアのねるでした!
またねー!