皆さん、こんです^^
インフラエンジニアのねるです。
今回はインフラエンジニアみたいな記事です!
インフラエンジニアなんですけどね!
OSへログオンした時に自動で接続されるはずのネットワークドライブへの接続が失敗するケースのトラブルシューティングです。
皆さんも考えながら見て貰えると面白いと思います。
パソコンを起動すると、メッセージが出力された。
「ネットワークドライブへの接続が出来ませんでした。」
エラー?いつもこんなの出てたかな?
エクスプローラ上で見てみると、ネットワークドライブに×印がついていてエラーステータスとなっている。
ダブルクリックすると繋ぎに行けて、ステータスも正常に戻った。直ったんだ。
たまたま繋ぎに行けなかったんだろう。
まぁそういう日もある。うん。
その日はそれから問題なくネットワークドライブを使えたので、気にもとめずパソコンをシャットダウンして仕事を終えた。
次の日、パソコンを起動するとまたエラーメッセージが表示された。
「ネットワークドライブへの接続が出来ませんでした。」
またこのエラーメッセージだ。
試しにOSを再起動してみると、エラーで失敗。うーん。ダブルクリックするとやっぱり繋ぎにいける。うーん。
つまり、ネットワーク的には繋ぎにいける設計になってるはず。
でも、OSを起動した直後には繋ぎにいけない。。
なんだこれ…。
最近やったことって、PCのHDDをSSDに変えただけなんだけど、流石に関係なさそう。
スピードは明らかに速くなってるし、むしろ色々な不具合が解決してもいいくらいだ。
ネットワークドライブへの接続は、Windowsの設定で「ログオン時に自動的に再接続する」にチェックを入れている。
僕はめんどくさがりなので、PCを起動したらパスワードを入れずにログオン出来るようにしているので、OSを起動したら自動でログオン、ネットワークドライブへ接続しに行く。という流れだ。
一昨日まではこれが1回も失敗せずにうまくいっていたのだから、仕様に問題はないはずだ。
と、なると…
〜答え〜
犯人は、SSDさん。あなたですね!
今までは問題なく動いていた、つまり、何かしら今までと変更があったから起きた。ということ。
インターネットで検索してみると、山のように過去事例が出てきた。
HDDからSSDに変更することで、OSの起動速度が上がり、OSの各プロセスが起動し終わる前にネットワークドライブへ接続しに行ってしまい、失敗する。
失敗しても自動で再試行すると思うかもしれないが、ネガティブキャッシュによって1度失敗した通信は30秒間、再アクセスにいかない。
だから、OS起動直後の接続でエラーするけど、OSが起動し終わった後に手動でダブルクリックすると繋ぎにいけたんだ。
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HDDからSSDに変更することはメリットしかないと思ってたけど、まさかこんな弊害があるとは思いませんでした。
これはあくまで一事例です。
他にも起きうることはあるので、必ず入念にテストをした上で、変更しましょう。