はいどうもインフラエンジニアのねるです。
ファイルサーバ容量増えすぎる。
ファイルサーバの管理・運用をしていると、アクセス権の設定が必要になります。
Windowsのアクセス権設定について紹介していきます。
1.Windowsファイルサーバのアクセス権設定方法
Windowsファイルサーバのアクセス権設定方法には、大きく2種類あります。
ActiveDirectoryのアカウントに対する設定か、
もしくは、ローカルのアカウントに対する設定になります。
(1)ActiveDirectoryのアカウントでアクセス権を設定するメリット
・ActiveDirectoryを使用している環境の場合、新規アカウント作成が不要。
・ファイルサーバが複数ある環境の場合、サーバ間で同じ権限設定をしやすい。
(2)ActiveDirectoryのアカウントでアクセス権を設定するデメリット
・ActiveDirectoryを使用していない環境の場合、ActiveDirectoryサーバの構築が必要。
・ActiveDirectoryサーバが障害等で使用できない間、ファイルサーバも使用出来なくなる。
(3)ローカルのアカウントでアクセス権を設定するメリット
・ファイルサーバ以外のサーバ(ActiveDirectoryのサーバ)が不要なため、簡単に環境設定ができる。
・障害発生時に原因の切り分けがしやすい。
(4)ローカルのアカウントでアクセス権を設定するデメリット
・ファイルサーバ毎にアカウントを作成しなければいけないため、管理・運用が煩雑になりやすい。