こんにちは、私のTwitterIDは@meonnellです。
つまり、私はねるって名前です。
今回はコラム、ということで!
Windowsの名前解決について徹底解説していきます。
1.名前解決とは?
Windowsの世界では特定のコンピュータと通信する際、IPアドレス(※1)によって宛先を指定します。
(※1 IPアドレスとは ・・・ コンピュータ1つ1つに与えられる住所のようなもの)
しかし、IPアドレスは10.1.16.1など、数字で割り当てられており、とてもじゃありませんが、複数あるコンピュータのIPアドレスを覚えることは難しいです。
そこで登場するのが"名前解決"です。
名前解決とは、通信する相手をIPアドレスではなくコンピュータ名(ホスト名)で指定して出来るようにするための機能です。
では、名前解決の機能の詳細を見て行きましょう。
2.Windowsの名前解決の方法
Windowsでは、以下4つの方法で名前解決をしていきます。
(1)通信相手が自分自身でないかを確認
外に探しに行く前に、そもそも通信相手が自分自身(localhost)でないかを確認します。
(2)ローカルのhostsファイルを検索
Windowsは各端末にhostsファイルというホスト名とIPアドレスを紐づける一覧表を持っています。
hostsファイルは以下の場所のパスに保存されています。
C:¥Windows¥System32¥drivers¥etc¥hosts
(3)DNSサーバへ問い合わせる
DNSサーバとは名前解決をするための機能を持ったサーバです。
それぞれのWindows端末が名前解決のリストを持つのではなく、DNSサーバが一括で管理し、そのリストを各端末から参照する仕組みです。
(4)NetBIOSの名前解決処理シーケンスを実行
詳細は割愛しますが、NetBIOS名で探しに行きます。
以上の方法によって、名前解決をしてくれています。
ホスト名ではアクセス出来ないけど、IPアドレスではアクセス出来る…といった時には上記を確認してみてください!