ハイパーコンバージドインフラのねるです!
よろしくお願いしますドインフラ!
さてさて、今回はHCI(ハイパーコンバージドインフラ)とは何かがテーマですね。
くらえ!ハイパーコンバージドインフラ!
なんやかんやゆうてますけども、HCI(ハイパーコンバージドインフラ)というのは、
一般的なx86サーバにですね、ストレージが統合されたものなんですね!
今までのサーバとストレージの構成は、図1のように物理サーバが、
仮想環境であれば物理サーバ上にVMが複数台あります。
そこからSANスイッチなどを経由して物理ストレージに繋がっていて、
その中に論理ボリュームが作成され、物理サーバは論理ボリュームをマウントします。
<図1.従来のサーバ・ストレージ構成イメージ図>
HCI(ハイパーコンバージドインフラ)はこの物理サーバ部分と物理ストレージ部分が、
なんと統合されているんですね。技術がどんどん進歩していきます。
ちょっとまった!
つまり、普通のサーバのハードディスクをストレージとして使うイメージって事?!
それってストレージの容量かなり小さくなってしまうのでは?!
・・・と思うじゃん?
違うんですよ。
ITは日々進歩しています。高集積化が進んでいる事によって、
小さなハードディスクに何TB、何PBもの容量が保存出来るようになっています。
技術が発展したことによって生まれた新しい技術、
それが、
そう!
HCI(ハイパーコンバージドインフラ)なのです!
HCI(ハイパーコンバージドインフラ)の構成図は図2の通り、
物理サーバがローカルストレージを持ち、
複数の物理サーバが持っているローカルストレージをスイッチ経由で接続し、
1つの大きなストレージとして物理サーバから接続できるようになっています。
<図2.ハイパーコンバージドインフラのサーバ・ストレージ構成イメージ図>
では、HCI(ハイパーコンバージドインフラのメリットってなんでしょう?
一番大きなメリットは、サーバ構築が簡単で、作業費用が抑えられるという事です。
また、サーバを増やす場合も、既存のストレージとの接続が不要なため、
本番環境に影響なくサーバを増やすことが出来るという運用上のメリットもあります。
ベンダーで言うと、VMware社や富士通社が力を入れているようですね。
僕はVMwareが好きなので、VMwareの宣伝をすると、vSANを推しているみたいです。
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